『luminary EP』を出しました - 後書き、感想など

どうも、aimu(@aimu_53)です。

最近激太りの兆候が確認されたので、大好きなラーメンを節制しつつ筋トレしたりプロテインを飲んだりするなどダイエットに取り組んでいます。免許合宿の14日間で24杯食べたのがいけなかったのかなあ

 

さて、去る4月25日に催された即売会「M3 2021春にて、新作『luminary EP』をリリースしました。

まずは前回前々回以上にガチのマジでギリギリだったであろう状況の中、どうにか開催してくださったM3準備会さんに感謝を。多分こちら側には見えない壮絶な検討や交渉があったと思います。Big up・・・!

そしてそんな中でもわざわざ来場してCDを買ってくださった方、本当にありがとうございました。

M3来られなかった方でもSpotifyやBOOTHなどで聴いたり買ったりできますので、下のリンクから辿ってくださると嬉しいです。もちろん、YouTubeSoundCloudで無料で聴くこともできます。収益化達成より先にドラえもんが製造される見込みですので、作者の懐に一銭も入れたくない方も安心!

 

では今回も作品の後書きっぽいことをやっていこうと思います。

 

*これは前回

『gingascape EP』を出しました - 後書き、感想など - あいむブログ


 アートワーク

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いきなりドーンと出しましたが、こちらのアートワークを制作してくださったのは毎度おなじみ、神様仏様やまそと様(@thanks_kazura)です。

私は右上の太陽みたいなやつが特に気に入っています。

 

luminary

  1. 〈文〉〔太陽や月などの光を出す〕天体
  2. 〔人工の〕照明、イルミネーション
  3. 〔他の人に刺激を与える〕啓発者、指導者、優れた人

luminaryの意味・使い方・読み方|英辞郎 on the WEB

タイトルに冠した「luminary」はこんな感じの意味だそうで、今回は③啓発者を①天体に見立ててこちら側から祈りを捧げるようなイメージのアートワークをお願いすることにしました(この単語を選んだ理由は楽曲の方に書きます)。

やまそとさんに送った文章を読み返したら、テーマに「柔らかい」「淡い」「しかしどこか芯のある力強さ」の3つを提示していました。わがままだな

元々フワついたオーダーばっかする上に選んだ単語が抽象的でやまそとさんを大いに困らせましたが、今回もそれぞれコンセプトの異なる3パターンのラフを長文解説付きでパパっと上げてくださいました。このラフがどれも良くてどれを採用するかいつも大いに困らされています。被害者はやまそとさんだけではないということです。

しばらく寒色ベースのアートワークが続いたので、思いきって暖色にしていただきました。春らしい爽快感を出せたと思うのですが、いかがでしょうか。

 

楽曲

1. luminary (feat. ゆの)

死ぬほど個人的な話ですが、楽曲が好きでライブもそこそこ観に行っていた好きなアイドルグループ2組が去年両方とも解散してしまいました。

グループ名はそれぞれ「amiinA」「sora tob sakana」といいます。具体的にどういうところが好きだったか書き出すと支離滅裂な長文になってしまうのでまたの機会に譲るとして・・・芯のある世界観を元に作られたハイクオリティな楽曲にメチャクチャ影響を受けました。

もう新曲出ないのが普通に辛いですが、ここで自分なりのアイドルソングを一曲書いてみることで、ひとまずの葬式をしようということにしました。今回採用した単語「luminary」における啓発者とは、この2つのプロジェクトに対してということです。

珍しくちゃんとしたテーマがあってえらい!普段こんなこと考えてないですからね

ちゃんとしたテーマがあるついでに珍しく歌詞への言及なんかしてしまいますが、2番Aメロにある「真っ白な靄」というのはsora tob sakanaが以前使っていたアー写のことです。

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アイドルのアー写でこんな裏垢女子みたいな加工することあるんだ

 

作曲は最初に書いたメロディの原型が1つも残ってないレベルで過去イチの難産でしたが、サビがメロもコードもアレンジも性癖全開な感じになり特に気に入っています。16小節でなく14小節でぶった切るのが大変性癖です。

楽曲を歌ってくださったのは、シンガーソングライターなどの活動をされているゆのさん(@s_memoria)です。この時はひらがなですが、5月1日に名義を漢字の「唯乃」に改められたとのこと。

柔らかいのに芯のある不思議な歌声の持ち主です。この声に惚れて、この柔らかさを最大限活かすべく作曲もミックスも試行錯誤を重ねたわけですが、いかんせん麺硬め味濃いめ油多めのボカロ脳なのでそこから遠く離れた声を扱うのには大変苦労しました。声が好きで依頼させていただいた以上はその方にバチッとハマる曲を作りたいですから・・・。

そしてボーカルのレコーディングは前回に引き続き七誌さん(@nanashi0089)が運営されている個人スタジオ「Studio KPP」を利用させていただきました。まだ2回目の利用にも関わらずあまりにも居心地が良いのでついついくつろいでしまい、七誌さんとゆのさんだけががんばっていました。次回はもう少しシャキッとしますので出禁にしないでください。

本当に難産の極みでしたが完成して良かったです。ルミナリー、何卒よろしくお願いいたします。

 

2. suisei lachrymation

夜行列車シリーズです。自分以外誰も呼んでいませんが。

「さくら」「あかつき」に続く第3弾、「彗星」になります。

 読みは「スイセイ ラクリメーション」です。直訳すると「彗星の流涙」。カッコよくないですか?センスが1680万色に光っとりますなあ

ADAM atみたいなユニゾンとソロを交互に繰り返すジャズロックみたいなものにインスパイアされたインストポップを作ろうと画策しましたが、なんか全然それっぽくなりませんでした。ADAM atはNHKBSで野球を観ている人ならおなじみのこれがとてもかっこいいので聴いてみてください。

この自称夜行列車シリーズはまだ続きます。多分。

 

3. suisei lachrymation (icesawder Remix)

突然ですが、私は作曲家ではなく「良い曲書いてもらい屋さん」です。前回(teknizerさんリミックス)と今回の曲を聴けばおわかりいただけるでしょう。

icesawder/いすわさん(@icesawder)を最初に知ったのがいつなのか、いまいち覚えておらず・・・ 多分このHAZARDCOREっていうコンピで知ったんだと思います。 

あらゆるジャンルへの理解、解像度の高い方というのがいすわさんに対する大きな印象で、上の曲みたいにハードなものもあればポップ寄りな曲もあり、とにかく幅広く取り込んだ上で自分の作風を形成できているのがすごいです。特にJeysey Clubに関しては絶対他人と被らないオリジナルをやったるみたいな執念すら感じます。

今回提供してくださったリミックスも多ジャンルをどんどん渡り歩いていくいすわさんの強みが盛り込まれたスタイルになっていて、どこを聴いても違うことをやっているお得仕様。Jeysey Club地帯が特に抜きん出て好きです。とにかく一音一音が聴き逃がせません。

あとシンセソロのつもりで書いたフレーズがアーメンを伴ったかっこいいパートに化けてたのは、流石に折り曲げた一万円札みたいな顔にならざるを得ませんでした。正直いすわさんだけでなくいすわさんに決めて依頼した私も褒められて良いんじゃないでしょうか。たまたまDTMが趣味だっただけで好きな音屋さんにリミックスしてもらえるんだからお得なもんです。

そういえばいすわさんでアーメンといえば私が氏で一番好きなこの曲です。みんなも聴いてね。

 

4. aimu & iolli - gerbera

作曲仲間として特に付き合いの長いiolli(@iolli_)とのコラボ楽曲。あまり知られていませんが知り合ってそろそろ6年ほどの関わりになります。

2人が共通して大好きなジャンルであるMelodic Dubstepに挑戦してみましたが、私にとっては初めての合作、初めてのエレクトロニック(!)になります。最強アコースティックドラム音源Addictive Drums 2が使えないなんて拷問でしかない、オレはコイツと旅に出るって決めたのに・・・。でもサンプルはちょいちょい集めていたおかげでメチャクチャしんどいみたいなことはなかったです。

お前はどこやってんねんと言われたら辛いので一応役割分担も書いておきます。私が全体の構成やドラムベースの足回り、シンセメロ、ミックスをやって、iolliがピアノの打ち込みとボーカルとかカットアップとかワブルベースとかの動く系のサンプルをペタペタしてます。あと2ndビルドアップのiolliのピアノと私のシンセメロが交差していく案を出したのもiolliです。ナイス。

お互いインプットもアウトプットも95%異なるけど、残りの5%が猛烈に合致する、そんな関係だと思っています。プロジェクトをいじっていて久々にゾーンに入ったというか、独特な高揚感のようなものを覚えました。もっとバチッとハマる楽曲が作れそうな感じもあったので、またいつか一緒にやれたらなと思います。

 

総括

以上4曲、前回gingascape EPとほぼ共通した構成で臨みました。ボーカルポップ、インストポップ、良い曲書いてもらい屋さん、+α。自分のやりたいことであったり、超小規模音屋の自己紹介的側面から見ても、いま最も理想的な構成だと信じています。

「自分なりにポップであれ」以外の活動指針はほとんどないですし、聴いている音楽もそれなりに雑多なのでどれか一つのカテゴリ、タグに過度にフォーカスすることなく、今後も自由にやろうかなと思っています。

至極大きな反省点として、EPを作っている最中に色々悩みすぎてしまい、人(んちゅ)としての生活がかなり怪しくなってしまったことが挙げられます。どんなに本気で作ったものを公開したいといっても個人(こんちゅ)の趣味活動という大前提はあり、その範疇を超えたような、音楽にも創作にも失礼な真似をしてしまったことがとても悔しいです。音楽のスキル以前に、人(んちゅ)として見直すべき課題があると感じました。

それに直接関係するわけではないですが、次回M3はサークル参加せず、一般参加に戻る予定です。あくまで現時点での予定で突然翻意する可能性は全然ありますが、一旦落ち着いて身の回りの環境整備ができたら良いなと思います。

 

というわけで新作「luminary EP」の後書きのようなものでございました。別に現状のメンタリティとしてネガティブなわけではなく、もちろん曲も続けて書いていきます。何事もなければ6月か7月くらいに1曲出る予定です。まだ影も形もありませんが。

おかげさまで聴いてくださる方や、以前から聴いていた作曲家さんに認知していただけることが少しずつ増えてきた感触はあり、どちらにしても本当に嬉しいことです。より良いものを作れる、強くなれるよう邁進してまいりますので、今後ともaimuを何卒よろしくお願いいたします。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

最後ついでになんですが、EPの感想をどんなことでもぜひいただきたいです!さらにYouTubeのチャンネル登録やSpotifySoundCloudのフォローもしていただけたらメチャクチャ嬉しいです。もうしてるよって方ももう一度ボタンを押してみてください。フォローが外れます。

2020年の特に好きな曲20選

どうも、aimu(@aimu_53)です。

 

私は記録を取ること対して鈍感なきらいがあり、SoundCloudで好きな曲を見つけてもLikeを押し忘れて放置した結果曲名を忘れたりなど、悲しい出来事を多数発生させてきました。

ずっとこれでは流石にマズい気がしたので、今年はSpotifyで曲をたくさん聴いて、好きな曲はプレイリストにどんどん放り込んで後で振り返られるようにしようと決めました。

 

というわけで1年かけて作成したプレイリストがこちらになります。

 現時点で402曲、25時間12分だそうです。自動車教習の期間あまり聴けなかったのが痛かった...

J-POPとBASS MUSICに偏りまくってます。

 

今回はこのプレイリストの中から、特にお気に入りの曲を20曲取り上げて時系列順に紹介します。

数が多いのでパパっと振り返って、2020年を締めくくりましょう。 

 

 

01. xiangyu - ひじのビリビリ

ピアノダンパーと〆鯖が激似であることを発見した偉人の曲。

ビートはアフリカ人にでも頼んだのかと思いきやまさかの日本人、ケンモチヒデフミさん。後で知りましたがこの変態高速ビートは新興ジャンル「Singeli」にインスパイアされたものだそうです。

 

02. 女王蜂 - 傾城大黒舞

転調の駆け引きが怖すぎる曲。特にラストは完全に聴く方を試しに来てる。

地力高すぎて聴きながら引き笑いが出るのは女王蜂くらいのもんです。

 

03. 工藤大発見 - 極論

ピノキオピー、何年も前から歌いたい欲が隠しきれていませんでしたがようやく人格が分離したらしい。

あんまり歌詞に耳が向く方ではないのですが、この人の曲はいつもスッと入ってきます。平易な言葉選びでありながら強い説得力を帯びて二重人格みたいなあっけらかんとしたメロディーで歌う、この制作をずっと熱量を保ったまま続けていることにはマジな尊敬があります。

 

04. 染脳ミーム - 君染ミームティクス。

展開というか、編曲のインテリジェンスの高さとアイドルポップスでしか成立しないような毒々しさが両立していて最高な曲です。もう解散してるの惜しすぎるけど今からでもメチャクチャ聴かれてほしい

作編曲はマモル(nhhmbase)さん、作詞はライトノベル作家ハセガワケイスケさん。(私は「しにがみのバラッド。」の大ファンです...!)

 

05. stargaze shelter - エミュレーション (n Remix)

春M3リリースの曲。私はgaze//he's meさんのファンとしてはやや古参な方ですが、爆速で同人のtier1に上り詰めたことに驚きはないです。知ったときからもうすごかったし...

エミュレーション原曲も最高なんですが、このにげるさんのリミックスも短くて深いリバーブとかが生み出す寂寥感がすごいです。

 

06. Miruku - Petunia (feat. CHiA)

本年個人的第1位

道中、ドロップに入るまでにフックらしいフックが1つもなく、エネルギーをゆっくり溜めに溜めて、Melodic DubstepとFuture Bassの中間のようなドロップで大爆発させるのが最高に気持ち良いです。2ndドロップでは金管のメロディーが足されて大団円的な感じになるのがまた最高です。葬式の時はこれ絶対流してください。

Mirukuはジャパンオタクカルチャーに染まったインドネシア人だそうです。

 

07. 月ノ美兎 - アンチグラビティ・ガール

クソでかい

 

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クソでかい図

最初のイェ〜イェ〜↑でもう勝ちました。それが最後でもう一回繰り返された時ちょっと泣きそうだったし、音楽って良いな...という初心に帰った感動を頂いた気がします。作詞S作曲S編曲S料理Zのイノタクさん今年も最高な曲をありがとうございました。

 

08. 上田麗奈 - いつか、また。

こんな顔してるにも関わらずアニメをあまり観ないので声優さんも全然知らないんですが、今調べたらグリッドマンの足が太くない方の声やられてたんですね。観てました。

アルバム「Empathy」についてツイッターで散々語られている「ピッチのズレを直さずそのまま使う」これって下手な人だと前衛音楽になってポップスとして成立しないのでしっかり歌唱力のある人しかできないんですけど、声優さんにもこんな怪物がいたとは驚きました。中でも特に表情豊かに歌われているこの曲が1番好きです。

ありがちな作家陣のオムニバスみたいにならず全体を通して1つの世界観に寄り添っているのも印象的でした。上田さんも作曲家もプロデューサーも有能すぎる。必ずアルバムとして通して聴くべきの神盤です。

 

09. Shawn Wasabi - ANIMAL CROSSING (feat. Sophia Black)

 MIDIパッド芸と変な電子工作でバズってばっかりマンのショーンワサビ、今年は新曲をたくさん出してくれて嬉しい限りです。この曲はあつまれどうぶつの森の発売日と同日リリース。

相変わらず楽天的なメロディと一音一音が重いミックスは唯一無二だなと...日本でバズってアンセム化したら最高だったんですけどね。

 

10. Paris death Hilton - metropolitan asshole

生ドラムとシンセサイザーという構成の2人組エクスペリメンタルバンド。日本のバンドには見えないです。

Ableton Liveで動かしているらしいシンセとズレッズレのライドシンバルを鳴らすドラム、属性の違う攻撃が同時に押し寄せて来る感じがメッチャ好きです。

 

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そんなプロフィールあるんだ

 

11. SLANDER & Said the Sky - Potions (feat. JT Roach) [Eliminate Remix]

本年個人的第3位。

2019年の来日公演を観に行ったくらいには好きなEliminate先生のリミックス。

先生の特徴である静かなのにうるさい謎製法の音がこの曲ではしっとりメロウに使われていて、こんなこともできるんかと驚きました。反動なのか知りませんが次の週に出た曲はクソうるさかったです

 

12. phonon - polyriddim

出たな大喜利ダブステップ。もう散々話題になりましたが私も取り上げることを避けられません。

基本7/4拍子だけどドロップ前のフィルだけ聴く側に配慮して4拍子のグリッドに合うように無理やり調節されてるのが "黎明期" って感じで面白い。

phononは最近の新曲でも独自路線を明確にしているので、今後どんなアーティストに育つのかとても楽しみです。

 

(このペースでお気持ち表明してると今年中に間に合わないことに気づいたのでもっと簡単に書きます)

 

13. TODAY IS THE DAY - THE SAME SKY (feat. Becko) [phritz Remix]

音がモチモチしてるし、2ndドロップのエモさも最高。 phritzさんの曲私も箱で聴きたいな〜

 

14. Yokai Jaki - ボケ死ね

一生チクチク言葉しか言ってなくてすごい。ボケ死ねと思ったときはボケ死ねといえばいいわけで、I Love Youを3分に薄めて歌う必要とかない気がしてきました。 

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丁寧にリリック登録してあってかわいい

 

15. RefraQ - Plucked From The Pixie Ring

とにかく音が気持ち良いです。それでいてビートの手数もかなり多いのが最高でした。

 

16. Helasex, Mylky - Shellak

 ダブステップはうるさくてナンボみたいなとこありますよね。嘘ですが...

うるさいドロップと対照的にバースはしっとりギターなのもメリハリが効いてて楽しいです。

 

17. Duskus - Rising

 本年個人的2位タイ。

音数絞りきった上で成り立つドロップが最高に美しいです。リードのピッチが前衛音楽かってレベルでズレてるのに気持ちよく感じる謎。

 

18. Yusho Sunagawa - 凍えた春

この方を今まで知らなかったこと、自分のアンテナが如何に弱いかを痛感しました。このドロップは犯罪ですよ。JYOCHO好きに悪い人はいない。

(秋M3の時の話です)

 

19. Callum Higby, ALRT - One More Night

今年一瞬流行ってた気がするSpeed House。今はもう流行ってないんですか?

とはいえALRTは老舗なので他より抜きん出てかっこいいです。あと流行りだした時Oshirijimaさんのことを思い出しました。

 

20. Mizu, N33T, The Diabolicalwaffle - Goodbye

FORMコンピのトリ。トリに相応しいエンディング感のあるエモさ、あどけなさを感じる男性ボーカル、最後にブワーってなるところとか全てが刺さりました。

 

21. 黒魔 - 流星群に会えた夏

 黒魔さんのメロディの強さを改めて感じた1曲でした。ポルタメントとかビブラートとか、まるで歌っているかのように細かく操っているのがすごい。

 

22. Riot Ten, Whales - Save You (feat. Megan Stokes) [Ace Aura Remix]

ドロップの格が違いすぎる最高のMelodic Reddim。完全に王の音楽。

 

23. inverness - I Remenber (feat. Jack Newsome) 

 本年第2位タイ。Risingとどちらも良すぎて選び切れなかった。

ドロップの最初でキックを抜いてくるのズルすぎる〜。ビルドのメロも五度跳躍が最高(五度跳躍好きすぎるので)。印象的なフレーズを作るのって記憶に残すために必要な要素だと思うので、自分もこういうところ意識してやりたいな〜と思いました。

 

24. Hudson Mohawke - All I Need

 一体何が起こってるんですか?一秒も理解できなかったので誰か解説してください。

  

25. 佐藤ナントカ - VRで復讐してみた

素性不明の新人さんらしいです。まずアレンジが異常にかっこいいし、歌唱者もいろんな引き出しを見せてくれるのが最高です。全体的にBreaks要素が強いですが、ラスサビだけTrapなのがニクい。

 

26. 電音部(神宮前参道學園)- Hyper Bass (feat. Yunomi)

文明開化の音ってこれのことらしいです。Yunomi先生完全にネクストステージに行ってしまわれました。マジでこれからが楽しみすぎます。

 

27. Killin' Void - Float Through The Void

この曲は文明開化というか、2021年先行解禁曲みたいな感覚がありました。Colour Bass新しい音ばっか聴けて超楽しい。

 

28. MitiS - Gold In The Valley (feat. Elle Vee)

敬愛するMitiS先生の最高の曲。先生はフロアユース性を多少無視してでも歌メロに力を入れてくれるのが好きです。

ビルドのコーラスはちょっと宗教的な感じがあって、メロダブプロデューサーだとこの人しか書けないと思います。せっかくビルドにたっぷり32小節使ってるのに2ndドロップ16小節で投げ捨てるのはやめてほしいですけど。

 

29. Feryquitous - Danza Magia

無機的なキックとピアノに有機的なスネアの対比が楽しくて、スネアも無機的だったTOMOSUKE - Macuilxochitlの先にある姿みたいなものを見た気がします。こういう曲無限に聴きたいので知ってたら教えて下さい。

 

30. Last Heroes - Better Fot It (feat. Clay Finnesand)

Colour Bassの台頭によってMelodic Dubstepは更にクラシック化が進んだというか、だいぶ厳しい立ち位置になってきている中、Last Heroesのメロダブはダントツで音が良くて、数少ない希望になっている気がします。死なないでメロダブ。

 

31. しなちくシステム - 狐は巡るなびなびと (feat. しろさきあや)

天才。ツイッターで妙な言葉遊びしてる場合じゃない。

全く理解できない謎をやっているオケと対照的に、歌メロはとてもわかりやすいというバランス感がとんでもないんですよね(しろさきさんが歌いやすかったと言っていたのはこのことだと思う)

来年は98574321985763246721895646曲出してください。

 

32. Kijiibato, 星宮とと - 漆黒との邂逅 

Kijibatoさんがヤバいのは知ってましたがまさかここまでとは...マジで「全部」じゃん。ミュージカルをインターネット方向に突き詰めたような展開の速さや突拍子もなさ、完全に優勝です。

ととねぇさん周りはみんな非常にストイックで、きっとととねぇさん自身もストイックな作り手だからなんだろうなあと思います。

 

33. BOOGEY VOXX - Escobar Dance

こんな顔してるにも関わらずこういう超ハッピー!みたいな曲に弱いです。オケのグルーヴ感が本当に良いし、特にラップゾーンが最高。

歌唱力が高いと安心して音楽に身を委ねられて良いなあと思いました。メンバーの構成的にも令和版mihimaru GTを期待せざるを得ません。

 

34. 獅子姫ろみお, Akki - らいおん・わんだー・みゅーじかる!

どんだけミュージカルっぽい曲好きなんだよって感じですが、ミュージカルっぽい曲を成立させるのって作曲地力高い人しかできないのでほぼ必然な気がします。

場面ごとに曲の雰囲気が変わりますが、全部美しくて最高です。たっぷり5分半使ってくれてありがとう。ボーカルのニュアンスもしっかり残されててすごい。

ていうか獅子姫さん歌上手いな...この曲の絵と動画も作ってるらしいです。そういうチートやめてほしいですよね。

 

35. Kan Sano - Flavor

この曲紅白に出ないんですか?

下から上まで全てのサウンドが洗練されてて衝撃でした。こういう曲書けるようになりたい...

 

36. 青葉市子 - Dawn in the Adan

こういう曲正直得意じゃないのでそこまで聴かないんですが、最後の「うつくしいいきもの 外へ出ていく」のところで初めて音楽を聴いていて「怖い」という感覚を覚えました。上手く言葉に出来ないんですが印象的な出来事だったので取り上げておきます。

 

37. NUU$HI - Dancing In The Rain

EPだとこの曲が一番好きでした。西側のジャンルに東側の民族性が載ると東側の人間としては本当に最高なので無限にやっていってほしい気持ちがあります。

 

38. Razihel - New Game

LOVE Uキッズとしては開幕で既に声が出そうになりましたが、今年最も勢いのあったColour Bass / Future RiddimをRazihelサウンドとして完全にモノにして繰り出してくるのは流石としか言いようがありません。それでいてタイトルがNew Gameは完全に主人公。2021年のRazihel先生にご期待ください。

 

まとめ

「最高」「マジ」「メチャクチャ」って使いすぎちゃダメなのわかってるんですが語彙力が終わっているので諦めました。

記録をするという目標の甲斐あり聴く時間は例年比だと大幅に増えましたが、それでもまだまだ全然足りてないと感じました。好きな曲が自分の目の前を素通りしていく感覚が怖いので来年はもっと聴きます。それと今年はほぼ全くと言っていいほど使わなかったSoundCloudですが、こっちを掘るのも絶対やったほうが良いよなあ...

今回のプレイリストと取り上げた楽曲がみなさんと被ってたりしたら嬉しいです。それでは良いお年を。

『gingascape EP』を出しました - 後書き、感想など

はじめまして、aimu(@aimu_53)と申します。

普段はラーメンを聴いたり音楽を食べたりしつつ、極稀に楽曲制作行為をするなどして生きている日本人です。最近ラーメン屋さん250週連続訪問を達成しました。 

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Swarmより


さて、去る2020年10月25日に催された「M3 2020秋」にて、私の新しいEP『gingascape EP』をリリースしました。

ポップミュージック4曲入り、今の120%を出した作品になっています。 

SoundCloudはもちろん、BandcampでのDL購入や、SpotifyApple Musicといった有料ストリーミングサービスでも聴けるようになっているので、未聴の方はぜひ聴いてみてください。

aimu.fanlink.to

 

今回はこのEPの後書き的なものを、備忘録も兼ねてやっていきたいと思います。 

 

 

アートワーク

アートワークってマジで重要すぎないですか?ライトノベルの表紙の女の子が可愛いからって理由でろくにあらすじも読まないままレジに持っていった経験のある人に共感してほしいです。

実際に曲を聴くまでその作品の印象はアートワークが100%なわけなので、ここはとにかく妥協なくこだわっていきます。まあ作るの私じゃないんですけど

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こちらのアートワークを制作してくださったのはやまそとさん(@thanks_kazura)です。気がつけばもう2年くらいの関わりで、昨年の『sazanami EP』や、それ以外にもいくつか制作していただいています。勝負どころは全部やまそとさん。

「銀河といっても画像検索で出てくるような感じじゃなくて、もっと私たちの目線や心のなかで想像するような、抽象的なものです。タイトルと名義だけ入れてくれればあとは全部おまかせで!」みたいな超煙たいオーダーをした記憶があるのですが、それぞれ毛色の違うラフを3パターンあっさり上げてくれました。3つともとても良かったので、これ全部採用したいなどといった幸せな悩みでしばらく時間を取られましたが、抽象的な銀河への解釈が一致したこちらのラフを採用。その後は色味とか細かい部分に私が偉そうに口出しして完成って感じです。

メチャクチャ良くないですか?実際に曲を聴くまではこのアートワークが印象の100%ですから、スタートダッシュは大成功といっても過言ではないでしょう。 実際M3でもTwitterでもアートワークが素晴らしいという感想を多数いただいていて、その度に「いやぁ〜〜〜〜〜その通りなんですよね〜〜〜〜〜」と返していたりしました。

そんなやまそとさん、今の所アートワーク制作は私の作品でしかやられていない?っぽいので、音屋のみなさんぜひやまそとさんに声をかけてみてはいかがでしょうか。それでスケジュールがいっぱいになって私の入り込む隙がなくなれば絶望です。やっぱり程々にしといてください。

 

楽曲

01. gingascape (feat. 海)

EPのタイトルにもなっている、いわゆる表題曲のようなものです。

ボーカル曲は遥か昔に身内のクローズドな場所でボカロを数曲作ったりしていましたが、ここしばらくは完全に離れていました。

でもやっぱり自分はボーカル曲が好きだし(インストを聴き始めるのが遅すぎたのもあります)、なんだかんだ多くの人にアプローチしやすいのもボーカル曲である、つまるところボーカル曲から逃げるなという結論に至り、久々に書いてみることにしました。

作り方から思い出さなければならなかったので大変でしたが、上手い具合に速く騒がしく、自分の好きな感じになってくれて良かったです。Bメロが特に気に入ってますが、同主調を使って気持ち良くなってしまうのは多分じん大先生の影響なんだと思います。

作詞はもっと大変でした。苦手というかそもそも自分の語彙力が終わっているので誰かにお願いした方が良さそうな気もしましたが、歌やデザインと違って自分でもギリギリできる領域なので...

 

自室の椅子とベッドを分単位で往復し、迫りくる締切にゲボ吐きそうになりながら涙目で作った歌詞を歌ってくださったのは海さん(@umi_30ikeda)です。普段は池田さんと呼んでいるので以下池田さん。

数年前池田さんが当時組んでいたユニットの楽曲を聴いて一目(耳)惚れし、いつか自分の曲を歌っていただきたいなあと思っていましたが、今回ようやく曲と心の準備が整ったので声を掛けさせていただきました。秒で快諾してくださり感謝の極みです。

池田さんは昨今希少な気がするパワータイプのボーカリストで、なおかつ互いにボカロをルーツの1つに持っているので曲との相性の良さを感じましたし、シンプルに上手いので非常にスムーズにやり取りができました。その上レコーディングの時ハモリまで完璧に覚えてきてくださったおかげで収録がマジで秒でした。歌や仮歌、作曲など幅広く依頼を受け付けているそうなので是非。

 

レコーディングは七誌さん(@nanashi0089)のStudio KPPを利用させていただきました。録り音が良いのはもちろん、PMCのモニタースピーカーの出音がとにかくクリアで衝撃を受け、自分の目指したいミックスの方向性が見えてきた気がします。他にも音ゲーなど色々な話ができて最高でした。また行きます。

nanashi0089.com

 

02. akatsuki sensation

1フレーズ書いては投げ出しているクッソ情けないプロジェクトファイル群を漁っていたらこの曲のサビの原型が見つかり、その上にXpand!2の三味線を載せてみたら良い感じになったのでそのまま頭パッパラパーで全編書き通した曲です。

リミックスをお願いする曲だったので展開はできるだけシンプルにしつつ、ダンサブルな和ロック(?)を目指しました。和風といえば陰旋法というあまりにも安直すぎる発想でBメロにブチ込んでみましたが、使い方がアレで正しいのかは知りません。

インストだと解説するようなことがほとんどない!苦し紛れに曲名の話ですが、この曲と過去曲「sakura foundation」はそれぞれかつての寝台特急「あかつき」「さくら」が元ネタだったりします。このシリーズはなんとなく続けたいです。

 

03. akatsuki sensation (teknizer's Remix)

teknizerさん(@tekk_a)をリミキサーとしてお招きしました。普段は九州方面でドタバタ学生生活を送ってらっしゃるようです。

依頼のDMこそ「ファンです!」などと突然気持ち悪い怪文を送りつけましたが、私がteknizerさんを知ったのは恥ずかしいことに今年で、春M3の当日でした。会場でたまたまXFDを聴いてメッチャ良い〜となり速攻で買いに行った記憶があります。

 🍪🍰🍬🍦飛び出せ!スウィーティージャーニー🍨🍭🍩🎂 ←これすき

 

型にはまらない独創的な構造の楽曲、特にパキッとしたグルーヴセンスが飛び抜けて高くて、自分の対極にいるような憧れの存在です。しかしツイートを見ていると好きな音楽の方向性が似通ったりしていることがわかり、楽曲のIFを観に行くような気持ちで依頼させていただきました。

その結果、頭パッパラパーの曲が大人びた硬いエレクトリックミュージックになって返ってきました。聴きながらニチャアとしました。ファンですからね

「大人びた」というのは、BPMと四つ打ちを維持したまま楽曲のエネルギーをブチ上げすぎず、敢えて抑えめにしているということです。teknizerさん曰く原曲との対比を考えて意識的にそうしたとのことで、ここまで考えて作ってくださったことがとにかく嬉しかったです(曲調についてのオーダーは一切していませんでした)。それでもサビの付点とか、やっぱりルーツの近さが音ゲー的なものも含めて垣間見えるのが楽しいです。

teknizerさん、是非またいつか制作で一緒になりたいですし、そのためにももっとレベルアップしていかなければなりません。強くなれる理由を知りました。

 

04. marinpia

EPの書き下ろしではなく、太鼓の達人楽曲公募に提出した楽曲です。

私は太鼓の達人DS2に入っていた「ヌムジカ ac.10」に衝撃を受けて音ゲーを始めたので、多少なりとも愛とかリスペクトとかを伝えられるような曲を目指して作りました。どのくらい愛があるかと言うとこのくらいです(7年ぶりのAC復活初日の動画)

 

低速曲(といっても150ですが)を書くのは苦手だし、案の定おおがみさんのようなグルーヴ感は出ず自分全開みたいな曲になったし、渾身の変拍子トラップ地帯は提出した2週間後に出たとんでもない曲に見事粉砕されたし色々ありましたが、マスブチさんより準佳作の評価をいただくことができました。(結果発表ページ

マスブチさんはおおがみさんと同じacシリーズの楽曲を制作していたり、なにより本当に尊敬しているコンポーザーだったので、聴いてもらえたという証拠があることが何より嬉しかったです。愛とかリスペクトとか、ほんの少しは伝わったんじゃないかなと思います。

まあ準佳作という結果自体は納得こそあれど満足できるわけもないですが、かなり気持ちを入れて作ったし、わずかながらも手応えを感じることができたので活動の記念碑的な曲として収録しました。

次のチャンスが訪れるまでにもっとレベルアップしなければなりません。強くなれる理由をまた知りました。

 

総括

好きなデザイナー歌手コンポーザーに依頼をすると、自分の好きなものが作られて最高〜 それらを自分の作品として自信を持って出すことができたのは誇りです。今できる最高のものを作れたと思います。

しかしM3のサークル参加もちゃんとした依頼も初めてだったので、ドタバタとして各所にご迷惑をかけてしまった感があり本当にすみませんでした。次からは余裕を持てるようがんばります...

あとフォロワー少ないしと思ってCDそんなに持っていかなかったら1部の時間にほぼ売り切れて(ありがたいことです)派手な機会損失になってしまったのは誰も得せず悲しいなと思いました。同人活動は在庫リスクと常に戦わなければならず、そのラインの見極めも難しいですが、今回を教訓に調整したいです。

 

というわけでgingascape EP、未聴の方も良かったら是非聴いてみてください。感想などいただけると、画面の向こうの製作者がニチャアとします。

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