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2021年の個人的大ヒット曲20選を紹介します

どうも、aimu(@aimu_53)です。

去年に引き続き今年も個人的年間ベストみたいなものを書いていきます。

誰も読まないものを真剣に書く、言語化は大切だとされているので・・・

 

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#SpotifyWrappedによると今年はJ-POPを一番聴いていたらしいです。フォント、色、潰れ方のすべてが終わっててすごい

 

というわけで今年1年かけて作成したプレイリストがこちらになります。

これを書いている時点で439曲、27時間5分です。

今年は私の体調的なものが全体を通して悪く、全然聴けない期間とかもあって苦しかったです。いい加減安定したいですね

 

このプレイリストに入れてる時点で大ヒット曲なので正直全部コメント書きたいんですが、次の五輪が始まりそうなので仕方なく20曲に絞ってサクッと紹介します。

なお並びはだいたいリリース順です。

 

 

1. Official髭男dism - Universe

J-POPってこの曲を最後に終わったらしいです。才能ありすぎるアーティストが「売れるJ-POP」について作詞作曲編曲それぞれを咀嚼し理解しド真ん中に照準を合わせて制作するとこんなバケモンが生まれてしまうのだと。文化や需要に対して逆張りせず我を通す制作ってメチャクチャ難しいと思うし、それをやり通すのはかっこいいです。

 

2. Volant - opsm1 ephemeraldream

Volから始まるアーティスト多すぎ問題は依然解決していませんが、Volantの懐かしさと新しさを両方流し込んでくれるようなスタイルは最高です。早くbeatmania IIDXに参戦してください。

 

3. Foxsky & Tenkitsune - Hachiko Soul

やってることは全然違いますけど5年前(5年前!?)のAMUNOA - Sampling Magicのような、TREKKIE TRAXの過去と現在全てを包み込んだような曲だと思います。TREKKIE TRAXベストリリース。

 

4. San Holo - find your way (feat. Bipolar Sunshine)

アルバム『bb u ok?』でSan Holoが見せた、新しく芯の通ったサウンドスケープは本当に美しくて、中でもこの曲の儚さみたいなものが大変沁みました。名盤。Bipolar Sunshineってどこにでも出てくるよね

 

5. MitiS - Homesick (feat. SOUNDR)

オレたちのMitiS、吸引力の変わらないただ一つのメロダブ。ただこの曲はサウンドメイクやミックスにOpheliaの資金が入ってると思います(MitiSおじさんはこんなドンシャリサウンド作れないので)ボーカルのメロディもドロップのメロディも最高、こんなん書けたら死んでもいいな

 

6. Grant - Fix It (feat. RUNN)

クラブトラックというよりはポップな方向性に振った上で音もバチバチに良いGrant、やっぱり最高です。ビルドアップらしい盛り上がりがなくドロップへスルッと行くの良いですよね。

 

7. 星野源 - 創造

ハァ(糞で固め息)せめて生涯独身であってほしかった

 

8. しなちくシステム - ゴママヨ (feat. 東北きりたん)

インターネット異常概念「ゴママヨ」が提唱されてから約2年、提唱者が曲を作ってしまわれた。創造神ってこんな気分なんだろうな。ゴママヨ概念そのものは全く面白くないですけど、こんな完璧な形で作品にされたらもう何も言えなくなるというか、クリエイティブのあり方として正しさを一つ見せつけられたのだと思います。尊敬してます。

 

9. リサイタルズ - Dejavina (Japanese ver.)

少なくとも「Youtuberの楽曲」という枠組みにおいて、もしかしたら「日本産K-POP」まで広げてもこれより良い曲もう出ないんじゃないかとさえ思います。それくらいお笑いとしてもポップスとしても最大化されていてマジで食らっちゃいました。まあしばゆーさんは天才なので・・・

 

10. fishbowl - 深海 (feat. 諭吉佳作/men)

こんな殺意の高い曲初めて聴いたかも。夜に駆けすぎるなよってことなんですかね。作詞作曲編曲はヤマモトショウさん、最高!

 

11. Azaleh, Stasys & Alydian - Slide

この曲を年間ベストに挙げてる人も多いんじゃないでしょうか。音が異常に良いし、音数の多さという部分でも日本人受けが良いと思います。eksauさん主催のDTM勉強会など覗くとStasys、Alydianがテストにも出ないレベルの頻出ワードで楽しい。

 

12. IU - LILAC

神アルバム。Celebrity、Troll (feat. DEAN)と迷ってこれにしました。全体的に日本の50年先行かれてる感じのポップスですけどサビは100年突破してる。そうはならんだろというボーカル処理をあっさりやられてしまわれている。あと顔が良い

13. Fellsius - Arc

当方音数多すぎ楽曲も少なすぎ楽曲も大好きですが、この曲は音数少なすぎ部門で完全優勝です。溜めに溜めてクソデカスネア炸裂させるの気持ち良すぎる

 

14. 空気公団 - 地点

空気公団を知ったきっかけが行旅死亡人にファンっぽい人がいて気になったからだという話は恥ずかしいので秘密です。この手のメロディが良すぎるバラード、たま~にぶっ刺さります。タイトルも歌詞も美しいです。

 

15. Porter Robinson & 水曜日のカンパネラ - fullmoon lullaby

この曲日本盤限定楽曲らしくて、いま調べて初めて知りました。アルバムで1番良い曲やんけ。これだけ再生数異常に少ないと思ったらそういうことか。もったいねー。

 

16. サンドリオン - LINE LOOP

作曲木暮栄一、編曲田中秀和、演奏the band apart全員!神すぎる。Aメロがとにかく良くて事実上サビ。わかりやすさとわかりにくさが高いレベルで融合している楽しい曲。

あとこの曲聴いた人はこっちも聴いてください。作編曲木暮栄一、演奏川崎さん以外のバンアパメンバーです。

 

17. ISLTR & nxvb - luminiscence

ARANCKの神コンピの中の神曲。ドロップが笑っちゃうくらい衝撃的でした。今年は日本のベースミュージックが特に盛り上がっていた気がしてとても楽しかったです。

 

18. 稲垣来泉 - イメージの詩

原曲は1970年、吉田拓郎の曲みたいです。要はおっさんの曲を幼女に歌わせてるんですけど、神視点の別の曲みたいに聞こえてきてすごいです。神采配だと思う

 

19. RYUTist - 水硝子

君島大空さんワークス、異様さが年々増している気がしますが・・・何が起こっているのかわからんまま曲が終わる→わからんからもう一度聴くの無限ループを続けていたら2021年が終わりそうです。まだわからん

 

20. Helasex - Binko

うるせえ!!!!!!!!!!!!破壊!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!破滅!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

21. LADY'S ONLY & BOOGEY VOXX - MAGICAL MEMES

爆速Bassline地帯が楽しすぎる。令和最新版ってこの曲のことらしいです。2組の持つ異常なバイブスが掛け合わさって2021年を作り上げている、最高~。

 

22. 食品まつり a.k.a foodman - Michi No Eki (feat. Taigen Kawabe)

音数の少ない爆速縦ノリパーカッシヴ。このトラックに曖昧な輪郭のボーカルが絡むのが聴覚の不均一性を生み出しており美味しい(←ラーメン二郎みたいな感想になっちゃった)

 

23. 23.exe- Clipping Radio (feat. 初音ミク)

番号被ったのは偶然。韻がカチカチでフロウも完璧なヒップホップでありながら、初音ミクというキャラクター、ボカロらしさ、ポップさという部分も全く失っていない異常楽曲。すごすぎ。

 

24. DVEIGHT - Rogue

Disciple2曲目。ドロップの質感があまりにも好みでASMRかと思った。音の良い曲ってそれだけで価値があります。

 

25. CYNHN - AOAWASE

CYNHN(スウィーニー)、今1番注目しているアイドルユニットです。最近ようやく読み方を覚えました。メインコンポーザーに渡辺翔さんを据えた楽曲群であったり、このEPのリミキサーがKan Sanoさんとquoreeさんという完全に"理解り手”の人選であったり、多分アイドルポップスとして何ができるかを真剣に考えているチームなんだと思います。作曲渡辺翔さん編曲笹川真生さんのコンビ、メチャクチャ好きです。

 

26. 宝鐘マリン - Unison

「存在してはいけない曲」というとホラーっぽいですが、この曲はそうです。この曲は立派な前衛音楽で、VTuberが歌っているという事実だけで大衆性を得て良いような曲ではないはずなのに、なぜそれが成立してしまっているのか?真剣に理解できません。だってHyper Bassをたった1年で作曲者本人が過去にしてくるとか想像できないじゃないですか。いや本当に理解できないです、この曲も、この曲を何度も聴いている自分自身も・・・・・・Yunomiだいすき・・・・・・

 

27. ilili - 桶屋の少女

Kadeさんのツイートで知りました、感謝!)人生史上でも超上位のマスロック、最高にかっこいいです。マスロックの人たちみんなウツボみたいにひっそりやっているから見つけにくいという言い訳はさておいて、とにかくDig力を高められるようにしたいです。それにしてもたった3分半で色々な表情を繰り出してきてすごすぎる

 

28. 土岐麻子 - NEON FISH

Shin Sakiuraというプロデューサー、初めて知りましたが超上質な楽曲を量産されていらっしゃるヤバい方でした。土岐麻子の声にこのオケ、全ての音が𝑳𝒖𝒙𝒖𝒍𝒚で気持ち良すぎる。

 

29. Heartbeat - Fire (daisansei band mix)

原曲はこっち。サビのメロディがあまりにも良い大好きなドラムンポップが大好きな感じのバンドアレンジになって超嬉しい。私信みたいな変拍子も助かります。

 

30. 金獅子 - 嘆きの樹 (Orchestra Arr.)

BEMANI SYMPHONY ORIGINAL SOUNDTRACKでこの曲だけ浮いてました、良い意味で。大量に追加されたフレーズが原曲にもあったんじゃないかってくらい自然に存在しているし、完全に新たな解釈の前衛音楽として生まれ変わっていて食らいました。前衛音楽のこと全然わかりませんが。あとこれはコナミに言うことですけどアレンジャーの名前くらいちゃんとクレジットしてください。この曲のアレンジはNagihaさんです。最高!

 

31. Eliminate - Elevator

Disciple3曲目、オレたちのEliminate。相変わらずの唯一無二の音で4つ打ちをやっていて楽しすぎる エレベーターっていうコンセプトもこの音だと説得力があってかっこいい。

 

32. Akki - 雨に宿る掌編 (feat. 藍月なくる & 棗いつき)

Spotifyにないけどすごい曲なので紹介します。作曲者は去年も紹介したAkkiさん。ミュージカル的アリアとポエトリーリーディングの融合、2分ちょっとで得られる情報量じゃなくてあまりにも完成度が高すぎる。再生数ビビるほど少ないのでもっと聴かれてほしい。

 

33. 星街すいせい - Stellar Stellar

 

デッケェ・・・・・・・・・

 

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デカ星街すいせいとデカTAKU INOUE

 

言いたいこと多すぎて逆に無い感じになってきました。全部が良いので。強いて言うなら好きな箇所1位は0:40くらいのハイハット連打、2位は1:26のライドにディレイがかかるところ、3位はサビ前の溜めですべての音がセンターに寄るところです。これだけ多くの音が詰め込まれているのに一つも無駄にならず、分厚い層を形成して繊細なアレンジがなされているからこそ、ラスサビにありがちな代理のIIや半音進行に説得力が生まれる、これになりたすぎる、デカくなりてぇよ

 

34. Zatox & Villain - COVID-19 (I Hate You)

いまクラブで聴いて爆踊りしたい曲第1位。みんなで中指立てたい。アホのキックを聴けば全ての悩みがどうでもよくなり精神的に強くなれます。Xtra Rawは聴き始めたばっかりの初心者ですが、愉快な曲ばっかりで大変良いです。

 

35. パソコン音楽クラブ - Listen (feat. ayU tokiO)

神盤。リリースの度に洗練されていくヤバい人たち。ちょっと渋谷系っぽい感じがするようなしないような、掴みどころのない、ふわついた曲だなと思います。女性ボーカルっぽい音域なのに男性ボーカルを起用しているのも関係あるかも。

 

36. Mandidextrous, Bish - Techno On My Mind

4つ打ちのドラムンベースという悟りの極みみたいな曲がポツポツリリースされてるらしくて、アンテナ弱すぎて全然見つけられてないので有識者の方教えて下さい。この曲はSpeedbassとドラムンの融合らしい、ジャンルというのは難しすぎる

 

37. qfeileadh feat.レゾナンスもえこ - アルスノヴァに喝采

Spotifyにないけどすごい曲なので紹介します2。BOFの曲です。あまりにも、あまりにも感情すぎる。鋭く尖った祈りが、私に深く刺さりました。少なくともボーカルのメロと変拍子のそれぞれ50%くらいは確実にJYOCHO大好きさんのそれで理解りみが深い。映像はおそらくわざとカットを少なくしていて、それ故に1:48の三連符の部分の挿入(ここすらもグリッドに合っていない!)が強烈なインパクトを生むように作られている。多分。個人的にはこれがBOFXVII優勝です、素晴らしい作品をありがとうございます

 

38. JYOCHO - みんなおなじ

オレたちのJYOCHO、細かすぎて伝わらない無印良品のBGM。少し前のリリースが前衛街道を爆走しててちょっと心配してたんですが無事ポップ(当社比)に帰ってきたし3年ぶりのアルバムリリースも決まったしでアルバム聴くまでは死ねなくなりました。だいじろーさんの歌詞は宇宙すぎて基本何言ってるのか全然わかんないんですけど、今回はアニメタイアップのおかげか凡人にもちょっと理解しやすくなってます。おそらく最も言いたいことであろう直接的な詞がサビとかじゃなくCメロに存在するのが非常に美しい。いやあJYOCHOは私のツボなんでも知ってるなあ。これってもう相思相愛なのでは?

 

39. Audiofreq, Crypton - Angel Eyez

年末だぞ、死ね!1stドロップがあまりにも自由すぎる。フェイクドロップ標準搭載の上、1.5回目のドロップ(ここのことなんて呼ぶんですか?)でベースがなぜかVに飛ぶ。どうして?長二度下転調したVIなのかな。どちらにせよ意味不明。ちょっと音足したらそのままIIDXに収録できそうな感じもします。というか0:22からのI→VIの流れとピアノが完全にdj TAKA feat. のりあ - ♥Love²シュガ→♥。頭の中でイントロのメロディがマッシュアップされました。

歳を取るごとに落ち着いた曲が好きになれるのが理想だと思ってたのに今年思いっきり逆行してしまった感があり、ある意味象徴的な曲としてトリを飾っていただきました。来年スピードコアとか聴いてたら察してください。

 

まとめ

良い曲多すぎ!